「健康と長寿」の根源を語る

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Episodes

Date Title & Description Contributors
2014-06-01

  13.なぜ、体は老化するのか?

「kkaradaroukatdyno.438-(10:02).mp3」をダウンロード 私が子どもの頃は「人間は歳を取ると老化する」と言われていた。何事も新しいことを言う人はやや得意げに話すもので、「人間はね、加齢で老化するのは仕方が無いんだよ。体力も頭も20歳がピークであとはダメになって行くだけなんだ」などと言ったものだ。 そう言われるとガックリくる。なにしろ平均寿命が80歳を超えるのだから、人生というのは最初の20年だけが発展し、あとは衰退するだけというのだから夢がない。 ..
  議事担当者 author
2014-06-01

  12.なぜ、人間は「太る」のか?

「kfutoranaitdyno.433-(8:44).mp3」をダウンロード先日、「肥満の医学」に関する論文を少し読んでいたら、とても面白いものがあった。単なる医学ではなく、なかなか興味深い物だったので、その一部を紹介したい。 最初の論文は「人間は本来、太るはずはない」ということが書かれていた。動物はその動物に最適な体重にするために、おおくのシステムを持っていて、「これ以上、栄養を取る必要が無い」と言うことが判るようになっている。 だから、特殊な病気になった動物や、人間が無..
  議事担当者 author
2014-06-01

  13.なぜ、体は老化するのか?

「kkaradaroukatdyno.438-(10:02).mp3」をダウンロード 私が子どもの頃は「人間は歳を取ると老化する」と言われていた。何事も新しいことを言う人はやや得意げに話すもので、「人間はね、加齢で老化するのは仕方が無いんだよ。体力も頭も20歳がピークであとはダメになって行くだけなんだ」などと言ったものだ。 そう言われるとガックリくる。なにしろ平均寿命が80歳を超えるのだから、人生というのは最初の20年だけが発展し、あとは衰退するだけというのだから夢がない。 ..
2014-06-01

  12.なぜ、人間は「太る」のか?

「kfutoranaitdyno.433-(8:44).mp3」をダウンロード先日、「肥満の医学」に関する論文を少し読んでいたら、とても面白いものがあった。単なる医学ではなく、なかなか興味深い物だったので、その一部を紹介したい。 最初の論文は「人間は本来、太るはずはない」ということが書かれていた。動物はその動物に最適な体重にするために、おおくのシステムを持っていて、「これ以上、栄養を取る必要が無い」と言うことが判るようになっている。 だから、特殊な病気になった動物や、人間が無..
2014-05-22

  11.「睡眠」とはなにか?

かつて「不眠症」といったけれど、最近では少し広い意味で「睡眠障害」と言う。一言で言えば「眠れないこと」だ。私も長い間、不眠症に苦しみ、なにしろ「夜が明けてこなければ眠たくない」という厄介な状態だった。次の日は午後から眠くて仕方がない。 でも、現代の大きな病気とも言われるほど睡眠に障害がある人がいるというのに、「睡眠とはなにか?」がまだ十分な解明されていないし、疑問点も多い。 私が「睡眠」に本格的に疑問を持ったのは、20年ほど前だった。そろそろいい年になって来たし、それまで不眠..
  議事担当者 author
2014-05-22

  10.健康で長寿になるためには

さて、血圧、コレステロール、ストレスと進み、健康と長寿に関係するもので残されたものは、感染症(肺炎、インフルエンザ)や糖尿、ガンなどだが、それは少し後にして、ここで中間まとめとして、いったい、人間の健康や寿命を決めるのは何であるかを少し深く考えてみたい。 一つ一つのことは少しずつ詳しく考えていくことにして、まずは全体像を俯瞰してみる。まずは「運命的なもの」があり、個人としてはやや改善しにくいものだ。その一つに「人間の体の大きさ」、「人間の頭脳のビット数」などがあり、これは動物..
  議事担当者 author
2014-05-22

  9.ストレスのかわし方(2)対策編

「ストレス」という言葉がはじめて日本に登場してしばらくは、「ストレスとは何か」が主で、その頃、「どうしたらストレスが起きるのですか?」という質問がある時代だった。 その後、しばらくしてテレビなどで「ストレスの減らし方」が解説された時期があった。最近は、さらに先に進んで、「ストレスは仕方がないから、その解消法」と言う段階に進んできたように思う。「そんな小出しにしないで、最初から正確に指導して」と言う人もおられますが、医療も最初から進歩しているのではないので、仕方がありません。た..
  議事担当者 author
2014-05-22

  8.ストレスのかわし方(1)精神論

ストレスが病気のもとになることは十分に知られています。といっても、私の若いころはストレスと言う言葉がなく、最初に聞いた時には何かさっぱりわからなかったことを思い出します。 最近の研究の主流は、ストレスを避けるのも大切だが、それは仕方がないものとして受け止め、ストレスに耐性をつけようという方向に進んでいます。 Bandicam_20140430_120816084 先回、登場していただいた先生の話を再びしたいと思います。私の考えと少し違いますが、だからこそ、引用しながら整理す..
  議事担当者 author
2014-05-22

  7.人の寿命を決めるもの

(このシリーズは一般の方が少しでも自分の健康を知り、お医者さんの話をより正しく理解するためのもので、医師が行うインフォームドコンセントの患者側の勉強を目的としています。) さて、少し話が変わりますが、人の寿命はなんで決まっているのでしょうか? かつてローマ時代には平均寿命は25歳だったのに、なぜ今は80歳なのでしょうか? 世界の中には平均寿命が50歳ぐらいの国も多いのに、良い国に生まれたものです。 動物の寿命は、まず第一に体の大きさ、第二に頭脳の大きさ、で決まります。体の小さ..
  議事担当者 author
2014-05-22

  6.中性脂肪と高**症、脂質異常症

コレステロールや中性脂肪についての厚労省の説明は実に傑作です。 「脂質異常症というのは、血液中の脂質、具体的にはコレステロールや中性脂肪(代表的なものはトリグリセリド)が、多過ぎる病気のことです。「血液の中にアブラなんかあるの?」って思うかな。だけど、血液中にはコレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類の脂質がとけこんでいるんです。  ところが、血液中の脂肪が異常に増えても、ふつうは、痛くもかゆくもないんです。だから、自分では全然気づかないし、「脂質異常症です」と..
  議事担当者 author