(旧)武田邦彦のポッドキャスト   /     ナポレオンと東条英機(15) 人類への貢献

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さて、このシリーズを終わるに当たって、ナポレオンと東条英機の歴史的貢献度がどのぐらいなのか、比較してみたいと思う。フランス革命は人類に「人は皆、平等」という新しい認識を示した。これに対して大東亜戦争は「国は皆、平等」という認識を示した点では、甲乙をつけがたい貢献度である。フランス革命はどちらかというと「王政に対する民衆の反乱」であり、大東亜戦争は「白人支配に対する有色人種の反乱」であった。そしていずれもその目的を達成するためには「旧勢力の包囲網との戦い」であり、それが厳しい故..

Summary

さて、このシリーズを終わるに当たって、ナポレオンと東条英機の歴史的貢献度がどのぐらいなのか、比較してみたいと思う。 フランス革命は人類に「人は皆、平等」という新しい認識を示した。これに対して大東亜戦争は「国は皆、平等」という認識を示した点では、甲乙をつけがたい貢献度である。 フランス革命はどちらかというと「王政に対する民衆の反乱」であり、大東亜戦争は「白人支配に対する有色人種の反乱」であった。そしていずれもその目的を達成するためには「旧勢力の包囲網との戦い」であり、それが厳しい故に、ナポレオンも東条英機も軍人であり、それぞれ皇帝と首相の座について戦争を指揮した。 最終的には衆寡敵せず、本人は一敗地にまみれ、勝者によって罪人とされ、それぞれ島流しと絞首刑にされたが、目的は徐々に達成され、ナポレオン戦争の後のヨーロッパは民主化(王政から共和制へ)が進み、大東亜戦争の後のアジアは植民地の独立が相次いだ。 私は日本人なので、白人相互の平等を宣言したフランス革命より、人類全体の平等を宣言した大東亜宣言の方が優れていると思うけれど、それは人によって評価が違うだろう。 しかし、ナポレオンと東条英機がこれほど大きく後世の尊敬度が違うのは、フランス人と日本人という差、日本人が固く信じている「白人が偉い」という人種差別観によると思う。白人は優れているから悪いことをしても良いけれど、日本人は劣る民族だからちょっとでも問題があれば功績はすべて打ち消されるという戦後の日本人知識人の考え方が東条英機の功績を消し去ったと考えられる。 本当に日本が問題なら反省しても良いが、その倍する功績があっても、卑下するのでは子供たちにプライドを持たせることはできないだろう。来年に予想されるサミットの準備を見ても「日本以外の白人の国6カ国にどうしたら日本の良いところを宣伝するか=ご主人様に認めてもらうためには」という雰囲気が地元や日本にあるのは実に残念である。 ナポレオンと東条英機(15) 人類への貢献.mp3 (平成27年8月23日) 武田邦彦のポッドキャスト一覧 武田邦彦のブログ

Subtitle
Duration
740
Publishing date
2015-08-26 01:23
Link
http://takedaspodcast.seesaa.net/article/424796061.html
Contributors
  O
author  
Enclosures
https://takedaspodcast.up.seesaa.net/image/E3838AE3839DE383ACE382AAE383B3E381A8E69DB1E69DA1E88BB1E6A99FEFBC8815EFBC8920E4BABAE9A19EE381B8E381AEE8B2A2E78CAE.mp3
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Shownotes

さて、このシリーズを終わるに当たって、ナポレオンと東条英機の歴史的貢献度がどのぐらいなのか、比較してみたいと思う。

フランス革命は人類に「人は皆、平等」という新しい認識を示した。これに対して大東亜戦争は「国は皆、平等」という認識を示した点では、甲乙をつけがたい貢献度である。

フランス革命はどちらかというと「王政に対する民衆の反乱」であり、大東亜戦争は「白人支配に対する有色人種の反乱」であった。そしていずれもその目的を達成するためには「旧勢力の包囲網との戦い」であり、それが厳しい故に、ナポレオンも東条英機も軍人であり、それぞれ皇帝と首相の座について戦争を指揮した。

最終的には衆寡敵せず、本人は一敗地にまみれ、勝者によって罪人とされ、それぞれ島流しと絞首刑にされたが、目的は徐々に達成され、ナポレオン戦争の後のヨーロッパは民主化(王政から共和制へ)が進み、大東亜戦争の後のアジアは植民地の独立が相次いだ。

私は日本人なので、白人相互の平等を宣言したフランス革命より、人類全体の平等を宣言した大東亜宣言の方が優れていると思うけれど、それは人によって評価が違うだろう。

しかし、ナポレオンと東条英機がこれほど大きく後世の尊敬度が違うのは、フランス人と日本人という差、日本人が固く信じている「白人が偉い」という人種差別観によると思う。白人は優れているから悪いことをしても良いけれど、日本人は劣る民族だからちょっとでも問題があれば功績はすべて打ち消されるという戦後の日本人知識人の考え方が東条英機の功績を消し去ったと考えられる。

本当に日本が問題なら反省しても良いが、その倍する功績があっても、卑下するのでは子供たちにプライドを持たせることはできないだろう。来年に予想されるサミットの準備を見ても「日本以外の白人の国6カ国にどうしたら日本の良いところを宣伝するか=ご主人様に認めてもらうためには」という雰囲気が地元や日本にあるのは実に残念である。
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(平成27年8月23日)
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